ふれあいコラム Vol.13「風邪には赤ワインが一番!」

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 今年前半は、雨が降らない暑い夏が続きましたが、突如、7月の集中豪雨に始まり、台風、地震と大変な一年でした。
 こんな年でしたが、本県の米の作況は、全国平均に比べ良い結果となり、いよいよ年末を迎えることとなりました。来年は全国的に穏やかな実り多い年となるよう祈ります。

 その兆しとはいえるかどうか、インフルエンザが流行しなかったシーズン前年には、共通点があることが分かりました。
 流行を10年間のスパンで捉えると、一部例外年はありますが、1年毎に、多い少ないを繰り返しています。
 では、流行が抑えられた前年の共通点とはなにか、それは、気象状況です。

     1) 長雨などで降水量が多い
     2) 日照不足
     3) 短い夏あるいは冷夏
     4) 台風や豪雨の災害被害者(死者,不明者)数が多い。

 すべて当てはまっても困ったものですが、なぜか稲作に影響のあることばかりです。
 こじつけをすれば、作況指数とインフルエンザ流行は、比例するのではないかと考えています。
 従って、今年は、全国的な流行にはならないものの、本県はやや危険かも知れませんね?
 
 これは、過去の自然条件と統計から表れた結果ですので、知恵ある人間としては、積極的な風邪の予防策を講じたいものです。手洗い、うがいは当然としても、ほうじ茶でうがいするとか、塩水を鼻から吸って口から出すとか、いろいろやってみてください。
 もし、風邪を引いてしまったら、一般的に言われている基本的な対策が大切です。

  対策1.咳が出るなら小刻みに咳をしてカロリー消費を抑え体力を温存する。
     2.ハナ(菌と白血球の死骸)は小刻みに片方づつハナをかむ。
     3.熱が38℃までは、風呂(40℃〜41℃)にサット短めに浸かる。
     4.厚着をせず体を温める。
     5.熱が38℃までは無理に熱を下げない。
     6.薬は症状を抑えるだけの働きと心得る。
 
 
 私は、ここ2〜3年、お馬鹿さんになったのか、風邪を引いていません。
それなりの対策はしていますがね・・・。喉がおかしいと思ったら、
「赤ワインに黒胡椒を入れホットにして飲む」、これ一番です。
予防法かなと思うぐらい効く(歌い出してしまうことが・・・!)時があります。

 最後になりましたが、一年の締めくくりにあたりご愛読御礼を申し上げます。
後半息切れして、コラムを休んでしまいましたが、来年は、皆さんと一緒に風邪を引かないよう頑張ります。

 よい年をお迎えください。  
                                        (化石)